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僕はホルモンが好きです。

2月初の寒い時期に亀戸ホルモンさんで店の外で2時間待ちしても
全くその情熱が衰えない程、好きです。
(東京を離れてしまい、なかなかお店に行けないのが悲しいとろこです。)

その前に僕の料理の経歴を少し。
僕は就職3年目の12月に会社の寮を出て一人暮らしを始めた時に、
あまりの家賃の高さに自炊しなければ生活に困る状態になってしまい、
それから料理を始めました。

前回のカレーの失敗は始めの頃の話だったのですが、 
今回の件は少し 経験を積んだ夏の頃、
「俺にはこのくらいの料理は作れるはず。これで日本酒をちびちびやったら
贅沢だな~。」とか思って作った悲しい料理のお話です。
(ちなみに春先から夏にかけて臨時収入があったため、少しリッチになっています。)

 ある日スーパーに行くと、
そこには(なぜか)非常に安い値段で出ているホルモンが。。。

ホルモン大好きな僕は迷わず合計700gほどのモツを購入。
一緒に大量の玉ねぎを買い込み、
愛用の圧力鍋にぶち込み、醤油とみりんで味付けし、
一気に煮込みました。

もちろん、飲む気まんまんの僕は作っている最中からビールを煽り、
もともと酒に弱いので真っ赤になり、暑くなり、
少しふらつきながら料理の完成を待ちました。

 そして、完成。
この日のためにとっておいた(ということにした)日本酒をグラスに注ぎ、
もつ煮込みを器に盛り、見えない誰かと乾杯。(酔ってました。。。)

 もつ煮を口に運びました。



口から何かが出て行きました。。。

獣臭い。
 
あれ?と思って鼻に近づけてみましたが、
獣臭い。 

残念ながら、臭み取りをしなかった豚のホルモンは
それまでお店で食べていた好物だと思っていた牛のホルモンとは違い、
相当に獣臭い状態で仕上がっていました。
(豚のホルモンということすら気付いていなかったのですが。)

途中お酒を飲んでいたことも有り、
圧力鍋から吹き出る獣臭さを無視していました。


今では、野菜と一緒にお酒も使って下茹でし、
十分に臭みを取ってから煮込み料理を作れるようになりました。
(そして、豚ホルモンはあれ以来苦手です。)

教訓としては、
「初めての料理をお酒を飲みながらやってはいけない!」
これです。

長文を読んで頂き、ありがとうございました。